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本小札紫裾濃威胴丸具足(ほんこざねむらさきすそごおどしどうまるぐそく)


江戸時代
龍頭四方白星兜に早乙女家9代の甲冑師「家久」の銘があります。
青山家伝来(現岐阜県郡上市八幡町)
濃州郡上八幡四万八千石藩主青山右京大夫所用、
古式に象った胴丸に江戸時代の金工、漆工、染色工の最高水準の発揮された品で、
細部に至るまで絢爛豪華でである。
青山家は、宝永2年から7年間、飯山藩主でした。

宝暦9年(1759)青山幸道が13代城主として入城し、
以後、青山家が7代にわたって治め、明治維新まで続きます。
東京・港区、青山の地名は江戸時代に郡上藩の江戸屋敷があ ったそのなごりです。


伝来や作者などの由来がはっきりしている立派な具足です。